行政書士杉田一志のブログ

外国人が日本で必要になる手続き、入管申請、古物許可などについて、実務に基づいて紹介していきます。

外国人の古物商許可②

古物商許可の必要書類で、「身分証明書」と言うのがあります。

免許証やパスポートの事ではなく、破産者名簿に記載がないこと、後見の登記の通知を受けていないことなどを証明するものです。


しかし、外国人にはこの書類は発行されません。


その為、各警察署によって取り扱いが違います。


身分証明書を付けなければいいだけの所、

代わりに日本人2名の証明書を付けなければいけないところなどです。


東京の某警察署では、申請時に身分証明書を求められなかったので、代わりの書類も付けず申請したのですが、許可が出たので行ってみると、「受け付けちゃったからもう許可を出しますけど、日本人2名の証明が本当は必要だったね」と言われました。


警察署に寄らず、とりあえず用意はしておいた方がよさそうです。



行政書士杉田国際法務総合事務所


行政書士 杉田一志